支援者向け2012.4.6

3月31日(土)、
東京都新宿区にて東日本大震災復興支援事業『県外避難者支援フォーラム』を行いました。

東日本大震災復興支援事業 『県外避難者支援フォーラム』

テーマ
「これからの市民、企業、行政の相互支援」
内容
第1部 これまでの県外避難者支援活動の報告/県外避難の現状について
第2部 セッション
日時
2012年3月31日(土)14:00~16:00
場所
新宿住友スカイルーム
対象
支援活動を支えてくださっている団体、企業、ボランティアの皆様、
県外避難されている皆様、また、このような活動に関心をお持ちの方々
登壇者
中山健夫氏(京都大学大学院 健康情報学分野 教授)
朝比奈均氏(新潟県防災局広域支援対策課 )
菅野利行氏(福島県富岡町役場郡山事務所企画課 )
山下祐介氏(首都大学東京 都市社会学 地域社会学・環境社会学 准教授)
人見祐(医療ネットワーク支援センター理事長)
司会
石川牧子氏(日テレ学院学院長、元日本テレビアナウンサー)
主催
医療ネットワーク支援センター

当日、都内では強風が吹き荒れる悪天候にも関わらず、70名もの方にご参加頂きました。折しも、フォーラム前日の3月30日には福島県復興再生特別措置法が参議院本会議で可決され、復興に向けた取り組みも、新たな段階を迎えようとしております。

フォーラムは、当初より本事業にご賛同・ご協力頂いている石川牧子氏(日テレ学院学院長/元日本テレビアナウンサー)の進行の元、当センターの活動と県外避難者の現状の報告、各行政や団体の取り組みと現状についての報告、の2部厚生で行われ、真摯な意見が交わされました。

冒頭で当センター理事長 人見祐より、本事業の事業背景と目的をご説明し、その後、事務局より、独立行政法人福祉医療機構の平成23年度社会福祉振興助成事業(第2次)として行ってきた、県外避難者支援活動「暮し復興支援ハートネットプロジェクト」の報告を行いました。

被災3県から全国への県外避難者数は2012年3月8日現在、72,000人を超え(うち、福島県は約62,000人)、東京都への避難者数も約9,200人(うち、福島県は約7,600人)にのぼります。当センターがこれまで活動を行ってきた、東京都、埼玉県、新潟県は、県外避難者の受け入れ数が多く、山形県に次ぐ多さとなっております。

報告では、県外避難の現状、課題、今後の支援についてお話させていただきました。特に、被災地とは異なる県外避難者の課題を中心に、現状を報告いたしました。

これまで活動を行ってきた中で、民間の支援団体が行える最も必要なこととして、県外避難者のコミュニティ再構築の問題があります。現状では、同じ苦労、課題を背負っている被災者同士が、個人情報保護法の壁によりお互いの情報を得られず、連携することができないと言った問題があり、県外避難者の自立と暮らし支援として避難者が抱える課題を避難者同士が話し合い、自ら行動ができる”場”の提供を提案しました。

第二部のセッションでは、被災地および避難受け入れ先の行政担当者、各団体、研究者、県外避難者の方より、現在の取り組みや課題についてお話いただきました。

福島県富岡町では、全国に避難されている町民のために具体的しつつある新たな対応策、自主避難者を多く受け入れている新潟県からは、県内に18箇所の交流拠点を設けるなどの取り組み、また新潟NPO協会からも、子育て支援の取り組みなど、その他、各行政や団体の取り組みについてお話いただき、それらの具体策と現状の課題を踏まえて、これから必要とされる支援活動に関しての課題や取り組みについて意見が交わされました。

今後の生活再建に向けて、避難者同士がつながるための”場”を提供することの重要性を確認するとともに、富岡町の町民による、自主的なコミュニティーネットワーク作りの活動も紹介していただきました。

しかしほとんどの支援活動は、無償ボランティアで運営されている現状があり、継続的な運営と永続的な支援が、多くの支援団体の課題となっております。3月30日に福島県復興再生特別措置法が成立し、今後、より具体的な復興支援を検討する時期となっていることも受けて、当センターでも、”場”を提供する活動に取り組みつつ、再度、様々な支援の在り方を検討し、避難者による避難者のための自立支援を模索してまいります。




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交流イベント2012.4.6

3月25日(日)、
東京都江東区の東京トヨペット東雲店にて第4回絵画造形教室を開催いたしました。

第2回絵画造形教室

東京都江東区東雲での絵画造形教室も、今回で第4回となりました。1月に引き続き、東京トヨペット東雲店にご協力いただき、東雲住宅にお住まいの県外避難者の皆さまを対象とした第4回絵画造形教室(全4回)を開催いたしました。

今回のテーマは、”アナログ自画像”です。赤、青、黄の絵の具で作り上げた自分だけの色で、喜怒哀楽の感情に身を委ねながら線を描いていきます。面を塗り足し、目や口を描いていくと、どこか自分に似ている、個性あふれる自画像が出来上がりました。

出来上がった作品が並べて壁に貼り出されると、1枚1枚の絵の優しさや明るさがより引き立ち、楽しい展示会になりました。参加者の皆さんは、それぞれの描いた絵を見比べながら、講師の解説に熱心に聴き入っていました。


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